マンション管理士|村上智史の「士魂商才」 

無関心な居住者が多いマンション管理組合に潜む様々な「リスク」を解消し、豊かなマンションライフを実現するための「見直し術」をマンション管理士:村上智史(株式会社マンション管理見直し本舗 代表)がご紹介します。

【理事長のギモン】「マンション管理計画認定制度」の認定を受けるメリットって何?

不動産経済研究所が運営する情報サイト「R.E.por」に、「マンション管理計画認定制度、板橋区が初の認定」と題した記事が掲載されていました。 www.re-port.net 本記事の要約は以下の通りです。 ■ 国土交通省は、2022年4月から開始した「マンション管理計画…

マンション管理費の滞納問題が深刻になる前に、管理組合役員が知っておきたいこと

顧問先のワンルームタイプの投資用マンションではすでにその傾向が現れていますが、最近ではいわゆるファミリータイプでも長期の滞納者が出始めています。 <参考記事> yonaoshi-honpo.hatenablog.com 滞納期間が3ヶ月を超える場合は、「うっかり失念」で…

マンションの組合総会が紛糾しないための予防策 それを実践するのは「誰」か?

6月3日付のダイヤモンド・オンラインで、「マンション管理組合が、紛糾しがちな「総会」を成功させるための合意形成術」と題する記事が掲載されていました。 diamond.jp 本記事の要約は以下の通りです。 ■ 組合総会ですんなり通ると思っていた議案が、思わぬ…

「マンションドクター火災保険」の割引効果はやっぱり凄かった!

自宅マンションでは、今年の秋で5年の積立保険が満期を迎えます。 そのため、理事会では保険会社の相見積もりを代理店に依頼して、5社間で比較検討することとになりました。 その結果、5年前に加入した際の保険料に比べて実質2倍〜3倍も増額することが…

投資用マンションの管理組合は「君臨すれども統治せず」

先日、「マンション管理適正化診断」のために、築30年を超える都内の大規模団地に訪問した際のことです。 こちらのマンションは、竣工以来「自主管理」で運営されており、管理費等の出納会計さえも管理組合の役員が自ら行っています。 にもかかわらず、管理…

マンション保険の補償範囲は意外に広いってご存知ですか?

ある日、マンション内の駐車場のシャッターが破損する事故が発生しました。 そのためにシャッター全体を取り替えることになってしまいました。 しかし、そのシャッターは設置してまだ3年しか経過しておらず、これまで異常や不具合といった事象は一切見られ…

管理組合の総会をスムーズに進行させるために大切な4つのこと

コンサルタントとして管理組合の総会に陪席していると、実に様々な光景を目にします。 ただ、多くの組合で共通している特徴があります。それは、理事側も組合員側にも総会進行に必要な基本的なリテラシーがまるで身に付いていない、ということです。 そのた…

マンション管理会社がちゃんと仕事しているかチェックする方法

自分のマンションの管理会社がしっかり仕事をしているかどうかをどうやってチェックしていますか? 多くの場合、日常的に接する管理人やフロントの担当者の対応や素行の良し悪しで判断しがちですが、それでは不十分だと思います。 実は、管理会社は「マンシ…

マンション管理組合向けの「怪しい商法」にご注意を!

マンション管理士として、管理組合とお付き合いしていると様々な情報を入手できるものですが、中にはもちろん合法ではあるものの、結局はボッタくりに近い怪しい商法もあります。 その代表的なものが、「電気料金削減を目的とする商材」の販売です。 こうし…

管理組合役員の輪番リストの作り方

顧問先の管理組合の定期総会が今月末に開催されるのですが、次期役員候補の選定が難航しています。 役員の改選については、これまで前管理会社がアトランダムに候補者を選び上程することが慣例になっていました。そんな中、後継の管理会社がこれまで通りのや…