「自家用車、一家に1台が当たり前」というのも今は昔・・・。
クルマをあえて持たない世帯も増えてきました。
その結果、駐車場の空き問題に苦しむ管理組合が確実に増えています。
中古マンションの販売チラシを眺めていても、「駐車場:空きあり」という表示が珍しくなくなりました。
マンションで駐車場の空きが増えている要因としては、大きく3つあると考えています。
1)都市部で顕著なクルマ離れ
2)マンションに多い機械式駐車場の特性上の問題
3)硬直性の高い「管理規約」の存在
駐車場に空き区画が増えているのは、マイカーに対する実需の減少以外にそのマンション独自の事情が少なからず影響している場合もあります。
そこを面倒がらずに、なぜ空き状況が生まれているのか、今後改善が見込めるのかどうか、現況をしっかり調査・把握することが大切です。
そのために、まずは居住者を対象としたアンケートを実施して、ニーズの有無、利用しない理由などをヒアリングすることが不可欠だと思います。
そして、そのアンケートの結果をもとに、利用ニーズが本当にないのかどうかを見極めたうえで、今後の対策案を検討します。
適切な対策を講じることで、駐車場の稼働率を改善できる可能性も少なくありません。
なお、具体的な対策案について関心のある方は、SUUMOジャーナルに寄稿した記事をご覧ください。
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