久しぶりの晴天のもと、管理会社とともに
都内にある顧問先のマンション(築11年目)で外観目視点検を行いました。
まずは、屋上に上がって防水床の劣化状況を確認。
このマンションの屋上部は「アスファルト露出防水」ですが、防水層に膨れやひび割れ等は見られなかったものの、さすがに築10年を超えて紫外線や風雨の影響で床表面の劣化が見られました。(画像参照)
屋上防水の更新周期は12~15年とされていますが、ライフサイクルコスト低減のために全面改修の時期をなるべく遅らせるよう長持ちさせたいところです。
そのため、トップコート(最上位の塗膜部分)の再塗装を管理組合に提案するよう管理会社に依頼しました。
直接外気に触れる塗膜部分は、紫外線や風雨の影響によりダメージを受け、経年的に劣化していきます。
これが続くと、防水層の劣化が進み、やがて雨漏りや建物内部の劣化(コンクリートの中性化⇒内部の鉄筋が錆び、腐食が進行)に繋がってしまいます。
そこで防水層の最上部にトップコートを塗り防水層を保護することによって延命を図るのです。
専門業者によると、5年くらいの周期でトップコートを再塗装するのが理想的とのことです。
<参考記事>
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