先日、「サイボウズLive」のサービスが来春終了することが決まったことに伴い、マンション管理組合が利用すべきグループウェアの後継候補として何があるかをご紹介しました。
<参考記事> yonaoshi-honpo.hatenablog.com
ところが、
記事をリリースした当日、ブログの読者で管理組合役員のTさんから以下のようなメールが届きました。
・・・・<Tさんからのメール>・・・・・・
いつもブログを楽しく拝見し、内容を参考にさせて頂いています。
本日のブログ(サイボウズLiveの代替)を読んで、お伝えしたいことがあったのですが、コメント欄がなかった為、メールにてお伝え致します。
当管理組合でも、サイボウズLiveは大変有用なツールとして使っており、
来年4月で終了になることはとても残念に思っておりました。
村上さんがご紹介のChatworkに加えて、チャット系ですとSlack等もお薦めですが、サイボウズOfficeがあるのをご存知でしょうか。
サイボウズLiveからのエクスポート/インポートにも対応していますし(完全ではありませんが)、使い勝手も良く似ています。
ビジネス用途で有料なのですが、NPO向けに「チーム応援ライセンス」というものが提供されており、年間約1万円で利用可能です。
マンション管理組合も、対象に入ります。
この1年委員会を中心に利用してきた当管理組合も、こちらへ移行する予定です。
有料もアリでしたら、選択肢に加えて頂くと良いかと思います。
・・・・・・
「えっ、ホンマかいな?」とさっそく調べてみたところ、下の記事を発見しました。
この記事によると、
今年の4月16日から、特定非営利活動法人(NPO法人)と特定の条件を満たす任意団体およびチームを対象に、cybozu.comの各サービスを「チーム応援ライセンス」として 1サービス年額9,900円/300ユーザー(税抜)で提供を開始した と発表しています。
本サービスの概要をまとめると、以下のようになります。
【1】目的
「チームワークあふれる社会をつくる」という経営理念のもと、業務効率化ツールへの投資が困難で、サイボウズ製品を利用したくとも財政的に導入が難しい団体やチームが、チームワークを深めることを応援するため。
【2】 適用対象・特定非営利活動法人(NPO法人)
・以下の要件を「すべて」満たす任意団体活動目的が明確、かつ非営利である代表者がおり、情報管理の責任者が明確である特定の法人の傘下もしくは管理下にない財務状態が管理されている
<対象となるチームのイメージ>
学校PTA、学生サークル(学校法人による契約を除く)
ボランティア団体異業種交流会、社会人サークル(構成メンバーが単独の1社ではない)
同人サークル、マンション管理組合、自治会スポーツ少年団 など
【3】 適用の可否審査
個別の適用可否は、専用申し込みフォームからのお申込みにより判断。
【4】 提供サービス
「cybozu.com」各サービスの上位コース
■ kintone(スタンダードコース)
■ サイボウズ Office(プレミアムコース)
■ Garoon
■ メールワイズ(プレミアムコース)
【5】提供価格
1サービス 年額9,900円/300ユーザー(税抜)
※1チーム1ドメインまで本ライセンスを適用可能。
(2ドメイン目以降は通常価格)
※300 ユーザーを超える分については通常価格の適用。
「有償」とは言え、年間1万円程度の負担さえすれば300人まで利用可能ということなので、マンション管理組合なら十分検討できることでしょう。
「サイボウズ」の継続利用を希望する管理組合さんは、早速このライセンスの適用を申請されることをお勧めします。
なお、サイボウズLive → サイボウズ Office 乗り換えセミナー(無料)も全国各地で予定されていましたので、ご参考に!
それにしても腑に落ちない点が、ひとつ・・・。
こんなサービスを用意しているなら、「サイボウズLive」のサービス提供終了を告知した際に、なぜこの「チーム応援ライセンス」の選択肢もあることを教えてくれなかったのでしょうか?
とても不思議でなりません。
それはともかく、
Tさん、貴重な情報をありがとうございました!
※ ブログ認知度向上にご協力いただければ嬉しいです (^▽^)/
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