昨日は、顧問をしている管理組合の定期総会でした。
管理会社のリプレースや修繕積立金の増額、長期修繕計画の作成など盛りだくさんの活動で、あっという間に過ぎ去った1年間でした。
低迷する駐車場の稼働率の改善や、修繕積立金のさらなる増額など課題はまだまだありますが、予算案も無事承認され、15年目を迎える来年からようやく正常な運営体制になりそうです。
総会後に、理事会役員5名のほか、管理会社担当者も交えて会場近くの居酒屋で「お疲れ様会」を開催しました。(もちろん、割り勘です。)
1年を振り返るだけでなく、それぞれのご家族の話のほか楽しい話題でずいぶん盛り上がり、気づいたら3時間以上経過していました。
もう役員はコリゴリと仰っていた方も、「こういう飲み会は、またぜひ呼んでほしい」とご満悦の様子でした。
しかしながら、こちらの管理組合は、住民の無関心さが少し深刻なレベルにあります。
昨日の総会では、委任状等を合わせても全体の60%強しか集まりませんでした。
これでは、将来管理規約を改正しようとしても、特別決議事項(全体の4分の3以上の賛成が必要)を実施できません。
管理組合とはいえ、実質的にはほとんどの方が居住されている「住民のコミュニティ」です。
理事会や総会だけで顔を合わすだけでなく、同じマンションに住む仲間同士としてたまには食事したり、酒を酌み交わすのは「コミュニティ活動の潤滑油」になるものと思います。
こうしたインフォーマルなイベントを通じて、友人関係とまではいかなくともせめてお互い「知り合い」の関係になることはできるでしょう。
知り合いの関係を維持できていれば、防災や防犯面でも大きなメリットがあるはずです。
われわれ昭和世代にとっても、もはや懐かしい「ご近所づきあい」を復活させるお手伝いも、マンション管理士の仕事なのかもしれない・・・。そんなことを考えた1日でした。
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