高圧一括受電以外に電気料金を下げる方法として、前回は電子ブレーカーの導入をご紹介しました。
今回は、その続きです。
電力の自由化で、ユーザーにとっての選択肢が増えた中、まだ十分に認識されていない受電契約があります。
それは「低圧高負荷契約」です。
低圧で受電しているマンションの場合、ほとんどすべてと言っても過言でないくらい、電灯と動力を分けた契約になっています。
低圧高負荷契約とは、この電灯と動力を一つの契約にまとめたプランです。
下のグラフが2つの契約に関する料金体系のイメージです。(関西電力のHP参照) ↓
上のグラフから分かるように、基本料金は低圧高負荷契約の方が高いですが、一定の使用量を超えると電灯と動力を分けたプランよりも安くなります。
東京電力のHPでは、1ヶ月の使用量が1,000kwh以上の利用者に推奨しています。
特に、共用部の照明が多いマンションなら切り替えた方が安くなる可能性が高いと言われています。
しかも、電子ブレーカー導入による主開閉器契約の選択と併せた効果が得られるので、同時に確認した方がよいでしょう。
なお、契約の切り替えに際しては、一切費用もかかりません。
要は、知っているか、知らないかだけの話です。
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